来院されている方は?

 先日、来院されている患者さんの平均年齢は何歳ですか?と聞かれましたので、久しぶりに調べてみました。こちらのデータは15年以上前のものになります(この時は平均年齢を出してないようです)。

 現在の平均年齢は54.8歳でした。

 年齢構成比は10代〜2%、20代〜5%、30代〜12%、40代〜28%、50代〜19%、60代〜8%、70代〜18%、80代〜8%です。

 以前に比べ、大分構成比が変わっているようです。

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 男女比は男性38%、女性62%です。こちらは全く変化なし。

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 また時間が取れれば、主訴の構成比も調べてみたいと思います。

CAMって何?

 CAMとはcomplementary and alternative medicineの略で、「補完、代替医学」という意味です。 日本代替医療学会では「現代西洋医学領域において、科学的未検証および臨床未応用の医学、医療体系の総称」というふうに定義づけています。

 簡単にいうと日本にある普通の病院ではしていない医学、医療の事です。”日本にある”と書いたのは、なんとWHO(世界保健機構)の調べでは、世界中でいわゆる西洋医学の治療を受けている人々の人口比率をみると20~35%にしか満たないそうです。

 残りの多くの人々はこの「代替医療」を受けているわけです。 まだまだ日本ではなじみの少ない言葉ですが、アメリカ等ではかなり急速に脚光をあびている医学分野なのです。

  代替医療にはどんなものが含まれるのでしょうか?

  世界中の伝統医学(中医学、アーユルヴェーダ、ユニナ医学、シッダ医学等)、健康食品、薬効食品、ハーブ療法、アロマテラピー、食事療法、温泉療法等々すべてが代替医療に含まれます。

 アメリカでの代替医療への取り組み方は?

 1992年に米国議会は国立衛生研究所(NIH)内に代替医療事務(OAM)を設立し、1992年、1993年に200万ドルの資金を割り当てた。

OAMの目的は

  1. 代替薬物医学療法の評価を促進する。
  2. 代替療法の効果を調査し、評価する。
  3. 代替医療に関して一般市民と情報交換をする情報集散センターを開設する。
  4. 4.代替医療の治療におけるリサーチトレーニングを支援する。       

  その後、OAMの予算は着実に増え1999年には5000万ドルの予算が割り当てられています。

 この1999年にNIHで大幅な予算増となったのはこのOAMと前立腺がんに対するものだけであり、米国における代替医療への取り組み方の強さがわかると思います。また、医学校の学生強い要望により、現在125校のうち75校(60%)で代替医療に関する講議も始まっています。

  どんな人がどれ位利用しているのか?   1993年、ハーバード大学のEisenberg博士らは、アメリカ国民がどれくらい代替医療を用いているかについての調査報告を発表した。この調査はハーブ療法、ビタミン大量療、鍼、マッサージ、カイロプラクティックなど16種類の代替療法に関する医療行為のみを対象に調査した。 調査によると、1990年の段階で16種類の代替療法のうち少なくとも1つを利用していた者は、米国成人のうち33.8%(6000万人)にのぼり、1997年の調査では利用率が42.1%(8300万人)と有意に上昇していた。 さらに1997年の時点でアメリカ人は、代替療法に関わる総自己負担費として年間270~344億ドル(約3~4兆円)を費やしているというデータが示された。これは1997年の米国で支払われた通常の医療費の総自己負担費用299億ドルに匹敵するか上回る事も判明した。

  代替医療利用者は教育レベルの高い人に多い!  

これまで代替医療を利用しているのは「教養のない人たち」と考えられていたのだが、実際には全く逆であることが判明した。大学の教育を受けた者の利用率(50.6%)は、大学教育を受けていない者(36.4%)よりも高かった。また、年収50,000ドル以上の者の利用率は、それより収入の少ない者より高かった。すなわち保険にも入っているし、高収入で、市民としてアメリカを支えている中心層の人たちが、保険の効かない代替医療に関心をもってお金を払っているということがわかったのである。

  アメリカでは代替医療に保険が適用され始めた!

 アメリカでは日本の様な公的な保険制度は特定の人にしか与えられないので、中間階級以上は私的保険に入っています。この健康保険組合が代替医療を給付対象にし始めています。給付対象の中心となっているのは「鍼灸治療」と「カイロプラクティック」です。

  日本におけるCAMは?

  日本では昔から代替医療がとてもよく行われている国だということは言えると思います。しかしアメリカのような大規模な研究、調査は行われていませんし、代替医療に取り組む政府機関や代替医学講座を持つ大学もありません。こういう点では欧米に大きく遅れていると言わざるをえません。   

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痛みと慣れ

 「痛み」というのは体が発している「警告」と言えるでしょう。また「慣れ」というのは人間が様々な環境に適応していく上で、とても大切な能力となります。

 先の丸い棒の様なものを用意してみて下さい。

  1. 棒を皮フ面にあてます。この時、何かが当たったという感覚があります。腰痛であれば「あれ?」という感じでしょう。
  2. もう少し深く棒を押さえ込んでみます。すると明らかに何かが当たっているという感覚になります。 腰痛でしたら、腰部に重たい感じがしている状態です。ところが、しばらくそのままにしていると、その棒で押さえられている事を忘れてしまいます。「慣れ」が生じた状態です。 腰部の場合なら数日で違和感を感じなくなっているでしょう。 
     女性では、きつめの下着を着けた時、男性では腕時計をはめた時をイメージしてみて下さい。その時はその物を意識しますが、しばらくすれば下着のきつさ、圧迫感、腕時計の重さ等を感じなくなっていると思います。 
     普通、この状態になりますと本人は「治った」と思います。
  3. さらに深く押さえ込み、痛くなったらほんの少し戻します。痛みのないぎりぎりの状態を作ってみて下さい。1mmも上下しない中に「痛い状態」と「痛みを感じない状態」を作り出せると思います。こんな状態でも長く続けば「慣れ」を生じ、腰部の違和感を感じなくなってしまいます。
  4. 最終的に「痛めた状態」です。もう「3」の状態まで来ていたのなら、ほんの些細な動きでこの状態になってしまいます。

  「3」の状態で棒を当てている場所(腕なら腕)を少し動かしてみて下さい。押さえ方は同じでも「痛い」と感じると思います。「2」状態で同じように動かしても痛くないはずです。

 「3」の状態にいれば何をしても痛めことになるのです。

治癒への道のり(腰痛)

  1. 「正常」の状態です。
  2. 腰部に違和感を感じますが、しばらく続く間に慣れてしまい、腰の事も忘れています。
  3. また何かの時に腰部に違和感を感じます。「やっぱり腰の調子が悪いのかなぁ~?」という状態。
  4. 状態は徐々に悪くなっているのですが、慣れを生じ、本人は気づきません。
  5. ちょっとした動きで受傷します。
  6. 治療開始〜本人はなぜこんな些細な事で痛めるのか不思議に思いますが、表の様にもう体は限界まで来ていたのです。
  7. 治療によって改善されてきますが、天気、仕事等の影響で日によって差が出ます。
  8. 痛みが取れて本人は「治った」と思いこみ、今まで痛みで出来なかった事をし始めます。
  9. まだ治っていない状態で無理をした為に、また痛くなります。
  10. 完全な治癒の状態です。

 ※痛みが取れた状態が「治った」ではない事がおわかり頂けたと思います。

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健康保険を利用した鍼灸治療

 以下の病気については健康保険を利用して鍼灸治療を受けることが出来ます。

  • 神経痛
  • リウマチ
  • 腰痛症
  • 五十肩
  • 頚腕症候群
  • 頚椎捻挫後遺症 

 健康保険を利用した鍼灸治療は少し特殊になりまして、医師の同意書という書類が必要となります。

 こちらからダウンロード出来ます。

 保険利用までの流れ  

  1. ダウンロードした用紙をB5用紙に印刷して下さい。
  2. かかりつけの医院、病院等にて必要事項を記入して戴いて下さい。
  3. 記入済みの同意書、保険証を来院される時にご持参下さい。  

※ 健康保険組合によっては取り扱い出来ない場合もありますので、鍼灸治療の療養費支払いに対応しているかを会社でご確認下さい。

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