口腔乾燥症・ドライマウス
ドライマウスの原因
シェーグレン症候群(口腔乾燥などを引き起こす全身疾患)、膠原病、糖尿病、咀嚼機能の低下、口呼吸、薬の副作用、ストレス、加齢(加齢による唾液分泌の低下はほとんどないとされていますが、実際には高齢者では多く見られます。)
ドライマウスの鍼灸・整体治療
局所への鍼治療では、唾液腺からの唾液分泌を促進することや、頚肩部の血流改善を目的として治療を行っております。また、自律神経のバランスを整えることを主眼に、全身への治療も実施しております。
唾液分泌を促進するためのリハビリテーションや口腔機能訓練も効果的であり、口腔ケアとして適度な刺激を加えるほか、顎下腺や耳下腺へのマッサージ、舌体操、口腔体操などの指導も行っております。
参考資料
- 鍼治療の安全性と有効性の検証
- Effect of True and Sham Acupuncture on Radiation-Induced Xerostomia Among Patients With Head and Neck Cancer(こちらはランダム化比較試験に基づいた論文であり、非常に信頼性の高いものです。鍼治療の有効性が示されています。)