帯状疱疹後神経痛の鍼(針)治療・整体治療

 ここのところ帯状疱疹に罹患される方が増え、その結果後遺症である帯状疱疹後神経痛で来院される方も増えております。

帯状疱疹の痛み

 帯状疱疹の痛みは3つあります。

 ・前駆痛〜皮疹(皮膚症状)が出現する前に起こる痛み

 ・急性帯状疱疹痛〜皮疹が出現しているときに起こる痛み

 ・帯状疱疹後神経痛〜皮疹が治癒した後も続く痛み

 前駆痛や急性帯状疱疹痛は、主に皮膚の炎症による痛みになり、帯状疱疹後神経痛は神経が傷ついたことによる痛みになります。

帯状疱疹にかかったら

 帯状疱疹が疑われた場合は、可能な限り早急に病院を受診してください。皮疹が出現してから24時間以内に抗ウイルス薬が投与されることが、治療効果を得るためには必要であり、72時間以上経過すると治療効果が期待できなくなると言われています。

 受診後、約1週間で抗ウイルス薬の治療が終わり、その後は西洋医学的には治療法がありません。

帯状疱疹後神経痛

 帯状疱疹を発症した方の約5〜20%に起こります。発症率は年齢とともに上昇し、特に60代以上では約20%、80代以上では30%以上と、高齢者ほどリスクが高くなるのが特徴です。また、初期症状である皮膚症状や痛みが強い方ほど、後遺症である帯状疱疹後神経痛が生じやすくなります。

 帯状疱疹後神経痛の症状には、ズキズキする痛み、刺すような痛み、灼熱痛、電気が走るような痛み、軽く触れただけで強い痛みが出る(アロディニア)といったものがあります。

帯状疱疹の鍼・整体治療

 抗ウィルス薬の治療が終了後に鍼灸治療を開始していきます。この流れが最も効果的です。週に1〜2回の治療で治療期間は概ね3ヶ月程度、ほとんどの方は2ヶ月ほどで改善します。

 病院での投薬やブロック注射などで効果がなく、何ヶ月も経過してから鍼灸治療を始めることも多々ありますが、一般的に6ヶ月以上経過すると難しくなり、1年以上経過すると完治を期待することはできなくなりますので、出来るだけ早く治療を開始し、後遺症が残らないようにすることが大切です。

 治療開始が遅くなるほど完治が困難になりますが、症状の改善は可能です。

参考資料