緑内障の鍼灸・整体治療

 慢性の緑内障である開放隅角緑内障において、鍼灸治療を併せることによって、眼圧低下効果があります。薬での眼圧コントロールがうまくいかない場合には、鍼灸・整体治療を試してみると良いと思います。

 作用機序としては、シュレム管の開閉に自律神経が関与しており、鍼灸治療により自律神経の働きが改善されることが考えられます。

 週に2回、6週間ほどの治療が基本となります。

 緑内障の患者さんは月に1度眼科を受診される方が多く、眼科受診後に治療を開始し、次回の眼科受診時に眼圧低下が見られれば、治療回数を減らしていきます。

 緑内障の方が訴えられる、眼底痛、ドライアイ、眼精疲労に対しても鍼灸・整体治療はとても効果があります。