舌痛症

 舌痛症は口の中のヒリヒリ、カーッとした痛みまたはピリピリした不快な異常感覚が、1日に2時間以上で3カ月以上にわたって連日繰り返すもので、臨床的に明らかな原因疾患を認めない病態ということになっています。

 一般的には、心因性、微量元素不足、薬の副作用、カンジタ菌症が原因とされますが、原因が特定できない舌の痛みとも言えます。

 多くの人が歯科や精神科を受診した後に来院されるため、上記の原因に基づく治療が効果を上げず、症状の発症から時間が経過していることがよくあります。

 鍼灸治療では、頚肩部を中心にしていきますが、特に顎の下の筋肉に過緊張がある場合には、丁寧に取っていきます。

 整体治療では、頸椎の調整だけでなく身体のバランスが悪いことによって、頚椎、顎関節に負担がかかりやすくなりますので、全体調整が必要となります。

 治療効果は様々で、これくらいで良くなりますという症状ではありません。上記治療が合えば1〜2週間で効果を実感出来ます。

頭部

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